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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

雨に消えたジョガー

1993年の冷夏を思い起こさせる気候のこの頃です。当時は海の日なんて祝日はなかったような。梅雨明けとほぼ一致する20日はまだよかったと思いますが、第3月曜日だと早すぎる年もありますよね。

この3連休で2日は走っておきたいと思っていました。土曜日に11km走り、日曜日は雨と二日酔いのため休み。今朝は走る気満々でランニングウェアに着替えて外に出たらわりと大粒の雨が降っていて、一瞬迷いましたが、走ることにしました。

松任谷由実の「雨に消えたジョガー」に自分を重ね合わせて……というのはウソですが。あの歌は、たぶん女子高生の語り手が、雨の日に走るジョガーの姿に白血病で亡くなった陸上選手の彼を思い出して切なくなるという歌で、自分との共通点はまったくありません。この曲を収録したアルバム『時のないホテル』は暗い歌や重い歌が多くてあまり聴いてこなかったのですが、落ち着いた気分になりたいときにかけるといいかもしれません。

雨の日に走るのはたぶん初めてでしたが、人が少ないのはいいですね。いつものジョギングコースには野鳥の観察スポットがあって、僕が走る時間帯には大きなレンズを持った人たちが集っているのですが、それも今日は見当たらず。カッパを着て杖を突いて歩いている年配の男性がいました。リハビリなのか体力維持なのか、散歩を毎日欠かさないようにしているのでしょう。自分が年を食ったらどうするかな、とちょっと思いました。

雨の日のジョギングは全般にマイナスポイントが多いのはたしかです。晴れた日には好んで通る未舗装の走路がぬかるんで足を取られそうになったり。でも、いいことも発見しました。小さい羽虫の群に突っ込まないですむことです。暑さに悩む必要がないのもいいところかな。

よっぽど激しく降る日でなければ、雨でもそんなに気にせず走れることはわかりました。次回はもっと安全なルートを工夫してみたいと思います。