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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

冬に向かって歩き出そう

これぐらいの時期、つまり最高気温が10度台前半、最低気温がセ氏1桁になるぐらいの時期が冬の始まりという感じがします。いや、気温より天気かな。雲が垂れ込めて日差しの現れる時間帯が短い日は冬特有の天気と感じます。昨日がそうでした。

この時期に執り行う儀式があります。冬の訪れを祝う年中行事といいましょうか。好きな季節ではないんですけどね。

それは、Aztec Camera の "Walk Out to Winter" を聴くこと、そしてサッポロビール冬物語を飲むことです。

アズテック・カメラがラフトレードからメジャー(?)デビューしたのは1983年でした。もうすぐ40年! その High Land, Hard Rain を初めて聴いたのはNHK-FM渋谷陽一がDJを務めていたサウンドストリートだったと思います。その後、別の番組でアルバムから大半の曲を流したことがあって、エアチェックしてよく聴きました。キラキラした高音を響かせるアコースティックギター、メロディアスによく歌うベース(リズム感あまりよくないけど)、青臭いヴォーカル。すべてが鮮烈でした。"Oblivious" "The Boy Wonders" "Walk Out to Winter" と続く冒頭3曲の流れが最高。その後もいい。永遠の名盤ですね。

中でも "Walk Out to Winter" は、そのころまでは嫌いだった冬という季節に対するイメージを一変させるものでした。特に "Chill will wake you" というフレーズ。そうか、スコットランドでは冷気が人を覚醒させるのか!

というわけで毎年のようにこのアルバムを聴いています。

そして、サッポロの冬物語。今年は情報だけは早くから得ていて、発売を心待ちにしていました。でもコンビニでは見かけなくて、どうしたのかなと思っていました。近所のスーパーで発見し、6本パックを入手したところです。抽選でHuluの無料視聴権がもらえるキャンペーンもやっているようですが、話題になっていませんね。

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350mL 缶

毎年パッケージも味も変えているので、今季はどんな味かなと想像する楽しみもあります。今年はずいぶんまろやかな味で、スーパードライ誕生以前のアサヒビールの風味に近いような……ってそんなの覚えている人は誰もいないか……。去年かその前あたりは麦芽100%だった記憶がありますが、今年は米とコーンスターチが原材料に入っています。

登場したのはアズテック・カメラがデビューしてから5年後、1988年だそうで、もう30年を超える歴史があります。でも、今年の販路の縮小度合いを見ると先行きはあまり明るくないのかな。終了させる潮時を待っているようにも思えます。そうなったら寂しいですが、なくても別に困りはしませんね。

ともあれ、冬が来ました。今年は寒いという予報ですが、なるべく体調を崩すことなく乗り切りたいものです。