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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

東京にいながらにして四国八十八箇所をめぐる

あけましておめでとうございます。昨年は多くの方にお世話になりました。改めて御礼申し上げます。今年が平和な年になることを祈ります。

さて、正月の年中行事としてここ数年、タイトルにあるように東京にいながらにして四国八十八箇所をめぐるという過ごし方を家族で楽しんでいます。

今年の東京の元日は雲一つないいい天気で風もなく、八十八箇所めぐりには格好の陽気でした。

ちょっと検索すれば、二子玉川とか中野の宝仙寺とか、同じような趣向で手軽なお遍路気分が味わえる場所は東京に複数あることがわかります。我が家の場合は、永福町から歩いて10分ぐらい、神田川のほど近くに立つ龍光寺を利用しています。

四国までわざわざ行けない人も、この寺の霊場にお参りすれば、八十八箇所をめぐるのと同じご利益にあずかれるというわけです。霊場というのは、この寺の裏庭のようなところに、札所の寺の名前とか何を本尊としているかとか、寄進者の名前とかが書いてある仏像を88体、本物と同じ順番で置いてあるのです。

「新四国八十八ヶ所和泉霊場

僕の場合は郷里の懐かしい地名に触れる貴重な機会にもなっています。

実家に一番近い札所安楽寺朝青龍四股名の由来になった青龍寺

ただし、この霊場が公開されているのは土日祝限定なので注意が必要です。

散歩の途中でたまたま知っただけで、なぜお手軽遍路がここで可能になっているのかなどの由来はわかりません。本物の八十八箇所のうち、愛媛県宇和島市の41番札所がこの寺とおなじ龍光寺なのですが、何か関係があるんでしょうか。

道をはさんで隣にある熊野神社と比べても人出が少なく、杉並区では随一の穴場と思います。一説によるとパワースポットらしいので、興味がある人はぜひ寄ってみてください。