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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

横浜マラソン2019に参加しました

横浜、別れの街〜♪

1週間前に腰痛からきたものと思われる膝痛で走れなくなって、一時は完走すら危ういと思っていましたが、公式スタート時刻からの計時で5時間19分30秒台ぐらい(?)、手元のランニングウォッチでは4時間59分31秒というタイムで完走できました。

フルマラソンは3回目の挑戦で、5時間を切ることを目標にトレーニングを積んできました。とりあえず目標達成と見なすことにします。

今日1日を振り返っておきます。

スタートまで

4時50分起床。バナナとトマトジュースをとった後、ワセリンを大事なところに塗り、コンプレッションの上下にラガーシャツ、ウインドブレーカーという格好で家を出ました。コンビニでおにぎり2個とジャスミン茶を買って5時台の電車に乗り込み、みなとみらいを目指します。乗り換えの新宿三丁目便意が! もう少し早く来てくれればよかったのに! とりあえず我慢。

横浜マラソンの手荷物預け用ビニールバッグを提げた人、それは持ってないけど明らかにランナーという人が次々に乗ってきます。みんな速そうだ……。

みなとみらい駅でうんこしようと思っていましたが、「たいへん混雑しております。スタート地点付近の公園の仮設トイレをご利用ください」というアナウンスがあり、諦めました。

パシフィコ横浜で上半身だけ着替えます。小学校のオヤジの会のそろいのTシャツにゼッケンをつけてあったのを着ました。手荷物預けもうんこもぎりぎり間に合い、スタート地点に並びます。

最初待っていた場所は日当たりがよくて暖かかったのですが、スタート時間が近づいて前に詰めると日陰でけっこう寒かった。

スタートから10キロぐらいまで

そして、スタートの号砲。司会者が「ここからがスタートです!」と何回も言っていましたが、我々後方グループには「ここ」がどこだかわかりません。「谷原章介さんがいらっしゃるここがスタートです」と言っていた時もあったので、それを目印にすればいいのか、と思いましたが、我々がたどり着く前に「それでは谷原章介さんもスタートです!」と言われてしまいました。結局、走り始めるまでに20分ぐらいかかったようです。

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我々のスタート

走り出してからも大変な混雑で、なかなか思い通りに進めません。時速9キロぐらいを目安に行くつもりでしたが、7キロ台のことが多かったかな。

そして、小用の必要を感じてトイレの場所をチェックしていましたが、どこも長蛇の列。空いているところを探すのは諦めて、並びました。休憩にもなっていいかも、とは思いました。

名物、高速道路

横浜マラソンの名物は、21kmから31kmぐらいの区間首都高速道路に設定してあることだそうです。そして、難所でもあると。高架なので上り坂があるのはもちろん、水平方向にも微妙な傾斜があり、さらに路面の硬さも気になるらしい。

そういう難しさを事前に聞いて覚悟していましたが、どれも思ったほどではなくて助かりました。右手に海、左手に富士山が見える絶景スポットもあり、僕自身はここ好きです。余裕がなくて写真は撮っていませんが。

35kmぐらい

膝痛が現れて以来、痛みがなるべく出ないフォームを模索していて(といってもちゃんと走ったのは1回だけですが)、今日はそれをつかんだような気がしました。恥骨のあたりを前に押し出すような感覚で、背中はまっすぐにして、わずかに前傾するという感じ。給水もまめにとり、塩タブレットとかアメとかチョコレートもできるだけもらいました。その甲斐あってか今日はわりと快調で、30kmを過ぎてもあまりペースを落とさずに運ぶことができました。

しかし、35km前後あたりからつらくなってきます。横浜港シンボルタワーのところの折り返し、先を行くランナーたちがどんどん来るのに、いつまでも折り返し地点が見えてこないあたりです。

周囲のランナーたちの臭いが気になり始めました。通常の汗臭さのほかに、酸っぱい臭いが特に。酢酸が生成されているのでしょう。5時間程度のランナーにはよくあることかもしれません。こりゃたまらないなと思いながら走りました。僕もおそらく同じような臭いを発していたのでしょうが。鼻をつまむわけにもいかず、我慢して走りました。

ゴール!

これまでの経験から、最後の5kmというのはいつものジョギングの5kmより数倍長く感じることがわかっています。今回もそうでした。特に .195kmの分が長いんですよね。たかが200mなのに。「40km」の標識が見えてから、「あと2km」が見えるまでの間隔がめちゃ長いです。太股の裏がつりそうな感覚も現れてきました。

それでも、あまりペースを落とさないでフィニッシュできました。

ゴールしてから歩き始めると、視界が白くなった感じと、血流が全部両脚に向かっているような感じがしてヤバいかと思いましたが、倒れはしませんでした。

最後になりましたが、スタッフ、ボランティアの皆様、沿道で声援を送ってくださった皆様に厚く御礼申し上げます。