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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

運動量を確保するのも実は大変だった

こちらでは触れていませんでしたが、昨年12月に株式会社を設立して、ぼちぼち仕事をしています。

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従業員なしのいわゆるひとり出版社で、自宅が事務所なので必然的に生活時間の大部分を自宅で過ごしています。そうすると、行動半径が極端に狭まりますね。自分でも驚いています。

コロナの流行がおさまってない状況でもあり、外で仕事の打ち合わせをしたりする機会も減っていますから、毎日通勤していた頃は最寄り駅まで歩く往復の距離が週日の最低限の移動量だったのが、一気に底が抜けてしまいました。動かない日は歩数が3桁なんてこともあります。

立春を過ぎてもしばらく寒い日が続いたので、朝のジョギングが習慣から消えてしまったというのも大きい。水泳も、近くの公共のプールが改修工事のため3月まで閉館、やっと再開の日が来たと思ったらシャワー設備の不具合でまた無期限休館になってしまい、なかなか取り組めないでいます。

せめて生活のリズムを保つべく、家族が起きる時間には起きて顔を洗って髭も剃ることを心がけています。それでも運動量全般の低下は否めないところです。

iPhoneに入っているヘルスケアアプリで歩数を確認するのを風呂上がりの日課にしていて、これまでは1日に1万歩を超えることは珍しくありませんでした。自宅から駅までの往復に加えて昼にちょっと遠くまで食べに出るとか、行きか帰りに一駅分を歩くぐらいで十分でした。それが、今では1万歩に達する日が珍しいくらいです。

今のところ体重に変化はないのでそんなに問題はないだろうと思っていますが、実は困ったことが一つあります。

若かりし頃に個人年金保険に加入して日本生命とのつきあいがあるのですが、サンクスマイルというサービスがあって、何か手続きをしたりするとマイルがたまるようになっています。さらに、「あるくと」というスマホアプリが運動を促す仕組みになっていて、目標歩数に達した日が1か月に15日以上だとマイルがもらえるのです。僕は目標を8000歩に設定しています。これまでは末日まで1週間を残すぐらいのタイミングで特段の努力がなくても達成できていましたが、今では月末にがんばってやっとクリアできる感じ。がんばるというのは、夕刊を取りに行くついでに近所のスーパーまで足を伸ばすとか、むやみに部屋の中を歩き回るとかいった行為を指します。

まあ大した金銭的メリットがあるわけではないのですが、ちょっと意地になってマイルを獲得しているようなところがあります。つまり、これまではいかに生産性が低くても、(少ないとはいえ)月例賃金が入っていたし、加えて雇用保険料とか健康保険料とか年金保険料とかも全部ではありませんが会社が負担してくれていたのが、今ではすべて自分にかかってくるということと相似形なのですね。そのことに気づいてからは、稼ぐこと以外に運動量を維持することにも闘志を燃やしています。なんてね。

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朝起きれないので夕陽の写真が増えた