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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

帰宅ラン初挑戦

ランニングをやっていてよかったことの一つに、長い距離を自力で移動できる達成感があると思います。10kmなんて、普通は電車で移動する距離ですが、それを(まあ時間はかかりますが)自分の足で行くわけです。自分で書いたHTMLファイルのリンクをクリックしたら外の世界につながったときの感動に近い気がします。というとちょっと大袈裟かな。

というわけで、いつかは通勤ランをやってみたいと思っていました。3.11のときに歩いて帰った道で、そのときはかなり時間がかかった記憶がありますが、調べたら片道10kmぐらいなので週末に走っている距離とあまり変わらない。これならそれほど無理なく取り組めそうだと思いました。

そして本日ついに帰宅ランを敢行。

準備

朝は普通に電車で出勤、帰りだけ走ります。着替えとかランニングシューズをどうするのがいいのか、検索したり自分でいろいろ考えたりしてみましたが、どう考えてもランニング用具を持って出勤して、朝身につけていたものを夜は持って帰ってくるしかない。そのために、トレッキング用のバックパックをアマゾンで買いました。容量20Lで大丈夫だろうと思って買ったのですが、段ボール箱を開けてみたら小さい……。靴を入れる前提なら、30Lぐらいにすべきでした。

手順

どこで着替えをするかが問題です。まあ会社のトイレを使えばいいのですが、ランニングウェア姿を同僚に見られるのも気恥ずかしいので、公衆トイレで着替えることにしました。ところが、目当ての場所に行ったら個室がなかなか空かない。そこで近くのホテルのトイレを拝借しました。着替えを詰めるのに手間取ったので、長く待たせてしまった人がいました。すみません。

ルートはほぼ一直線なのですが、ふだん車で移動したりはしないので、特に都心部は未知の領域です。グーグルマップを頼りました。

感想・反省

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走り始めてまず思ったのが、「荷物が重い!」。服と靴、財布などあわせたら3キロ以上はあるでしょう(いや、もっとか?)。ストラップを胸と腰回りの2カ所で固定するつくりで、上下の揺れはそれほどでもなかったのですが、左右の揺れはかなり感じました。

そして、思った以上にスピードが出ない。これは歩行者に気を遣うからとかいった理由では全然なくて、背負う物が重いとそれだけで推進力がかなりそがれるんですね。地形の面で最初の方は上り坂が多かったのもありました。

大きな道路の歩道を主に使ったので、危険を感じる箇所は特にありませんでした。歩行者にとっては多少邪魔になったかもしれません。お許しください。

途中、信号で止まったときにGPSウォッチの操作を誤って、3km近く計測ができなかった区間がありました。エプソンWristableGPS SF-850というのを使っていますが、走っている最中に時刻が見れないし、操作の仕方全般が自分の直感に合わなくてしょっちゅう間違えるし、僕にはいま一つの買い物でした。

へとへとになって帰宅し、ビールを飲みました。冬物語350mLを1本。

というわけで、計測の失敗はいつかリベンジしたいと思っていますが、次に帰宅ランをするとき靴を履き替えなくていいように、通勤にも使える黒いランニングシューズを買っておくことにします。なんだか買うものがどんどん増えてきているような気もします……。