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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

思いがけず金麦をもらってしまったら

このブログでも書いたことがありますが、発泡酒とか新ジャンルというカテゴリーの商品はリソースの無駄遣いだと思っていて、ふだん自分で買うことはありません。嫌悪していると言ってもいい。それでも、社会生活を営んでいるとたまに飲む機会があります。

場末の安い酒場でビールを頼んだのに出されたのが金麦(か何か)だったり。

親戚の家に行ったら「ビール好きだよね」ということで用意してくれていたのが新ジャンルだったり。

会社の会議室で飲み会をやるときに、係の人がビールのほかに新ジャンルもとりまぜて調達していたり。ヱビスとかの高級ビールと黒ラベルやラガーのような普通のビールと新ジャンルが混在していると、普通はまずくて安いのが余りますよね。貧乏性だからそこで飲みたくもないのに飲んでしまうという。

製造元が「ビールと同等の味なのに安価な代替物」としてマーケティングしているので、ビールが別に好きじゃない人はそういうものだと思っているんですよね。

最近、また新しいシチュエーションが加わりました。

町内会の花見が中止になって、用意していた弁当が配られることになったのですが、その配布セットの中に飲み物として金麦が入っていたのです。家に帰って袋を開けてみてびっくり。麦茶とかほうじ茶でよかったのに。まあ、宴会用に用意してあったのが余っても困るということだったのでしょう。

今さら返しに行くわけにもいかない。

ハードボイルド小説の主人公なら、暴漢に殴られて気絶して目覚めた朝に傍らに金麦があったら、栓を開けてそのままトイレに流すところでしょうが。

貧乏性向けの解決策を思いついたので試してみました。

金麦レッドアイ。

かつてアサヒスーパードライのような好きじゃない味のビールを似たような状況で入手したとき、トマトジュースを混ぜて飲んでみたら別にまずくなかったという成功体験があったのです。

レシピは、トマトジュースとビールを1対1の割合で混ぜるのが基本です。なにかスパイスをかける流儀もあるかも。

グラスにはまずトマトジュースを入れ、後からビールを注ぎます。泡を保つためにはこの順番のほうがいい。

ビールの代わりに金麦で、さあどうでしょう。

初めは間違えてトマトジュースを後から注いでしまった

うーん、やっぱりうまくはない(オブラートに包んだ言い方)。

後味の爽やかじゃなさは変わりません。

かつ、トマトジュースで増量するわけなので、1人で飲むのだといつまでも終わりません。350mLのビール(または金麦)ならグラス3杯で飲み切りますが、5杯も6杯もできてしまうので。

腹一杯になるというかタポタポになるばかりで、とんでもない苦行でした。もう二度としません。

次にこういう機会があったら、ジンジャーエールを使ってシャンディガフを試してみます。またはレモンスカッシュでパナシェ