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50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

ランニングシューズの寿命

ランニングシューズの替え時っていつなんでしょう。こんなことが気になるのは、新製品が出たりして物欲が刺激されているからなんですが。

ランニングの記録アプリとして、メインではRunkeeperを使っています。どの靴を履いていたかを記録する項目があり、その靴での累積走行距離を算出して示してくれます。

その数字がある値を超えると「シューズの替え時です」とか何とか知らせてくれるのでしょう。まだそこまで達したことがないので、どんなアラームが発されるのかわかりませんが。

その数値は400kmに設定されています。11月に買って今メインで履いているナイキのフリーランが先日あと100kmを切りました。

ということは、この調子で距離を延ばしていくとすれば半年足らずで寿命が来てしまうのでしょうか。

Runkeeperはアシックスの傘下に入ったから距離の限界を短めに設定してあるのかもしれないと思い、ちょっと調べてみたら、ブルックスは500〜700kmとしています。やっぱり……! (追記:後でわかったのですが、この数値は自分で設定するのです。初期設定が400kmだったというわけ)

www.brooksrunning.co.jp

2014年春に買ったアシックスのGT-2000なんかは、そんなに走り込んでない時期に履いていたので距離はあまり行ってないはずですが、この前久しぶりに履いてみたらそれなりに左右の傾きも感じられたので、とっくに寿命が来ているのでしょう。おそらくブルックス基準でも。

1足だけを履き続けるよりも複数で回したほうが靴の寿命自体も延びると思うので、いくつか買うという手もありますね。

今狙っているのは、サロモンのSONIC RA 2 とアンダーアーマーのホバーインフィニットです。

www.salomon.com

www.underarmour.co.jp

2度目の30km走は杉並区の水辺で

3連休の最終日の昨日、フルマラソンからあまり時間をおかずに長距離を走って脚力向上につなげるというのを実践してみました。

コースは杉並区南部をぐるりと回る、神田川玉川上水善福寺川という3つの水系を楽しむコースです。

年末に初めて30kmを走ったときの反省を生かしたコース設定と走りの内容をめざしました。

反省点

内容としては、積極的に坂を選んだせいか、前回よりも早く21km近辺で失速し始め、非常に苦しんでようやく30kmを走り切りました。3時間10分足らずでした。これくらいが今の実力なのでしょう。失速のきっかけは歩道橋の上り下りだったようです。やはり後半にアップダウンのあるコースに挑むにはもう一段スタミナを向上させる必要がありそうです。

気温が10度に届かない寒い日だったので、持参したゼリーを開けようと思ったら手がかじかんでうまく動かなくて、補給できなかったのは誤算でした。あと、擦れる部分にワセリンを塗り忘れたのはダメ。

コース解説

杉並区は東京23区にあって水と緑に恵まれている地域で、今回のように30kmの大部分を水辺に設定することができます。もちろん、そこに流れているのが清流とは限りませんが……。

丸ノ内線中野富士見町付近から井の頭線富士見ヶ丘あたりまでは神田川沿いを走ります。この区間が今回の中では信号の数が一番多い地帯かもしれません。工事中で迂回を余儀なくされた箇所もあります。夏は虫が多いという印象がありますが、今の季節なら水辺感を楽しんで走ることができます。

富士見ヶ丘中学のあたりで南下すると、玉川上水緑道に突き当たります。この道を井の頭公園あたりまで走ります。今は隣を走る車道の整備中で交通量も少ないのですが、完成して車が増えると排気ガスが気になるかもしれません。先ほど水辺と書きましたが、玉川上水の流れはかなり低い位置にあるのでほとんど見えません。

あと、この道路の杉並区内はコンクリートが固くて、脚への衝撃がけっこう大きいように思います。もう少しクッションのいい素材にならないものでしょうか。三鷹市内に入ると、未舗装の土の道になるので柔らかく、走りやすいです。

井の頭公園内で神田川の源流に接近するので、反転してそちらに向かいます。京王井の頭線井の頭公園駅あたりで神田川に別れを告げて、今度は善福寺川の源流を目指します。このあたりは水の流れのない区間ですが、道がまっすぐで歩道も広いところが多く、走りやすいと思います。

東京女子大の脇を抜けると善福寺川の源流、遅野井の滝がある善福寺公園に来ます。ここから中野富士見町近くの神田川との合流点まで10kmです。なぜわかるかというと、ジョギングコースの標識が断続的に設置されているからです。そこまで行っても30kmには達しないので、途中で寄り道をしたりする必要はあります。

そしてこの善福寺川ジョギングコース、いくつか問題点があります。

一つは、環八の越え方。コースの距離をどう測っているのかは知りませんが、善福寺川と環八が交わる地点には信号も横断歩道もなく、あるのは歩道橋です。その旨明示したほうがいいと思います。ジョギングコースを整備した時点では歩道橋を渡るのが常識だったのでしょうか。

もう一つ、荻窪近辺の川沿いの歩道は狭い地帯が多く、中には1人が通るぐらいの幅しかないところもあります。初めて通ったときには恐怖を覚えたほどです。そしてそれがけっこう長くて、2kmぐらいにわたるのです。これはどうにかしてほしい。共産党区議団に陳情してみようかしら。

そうした問題点を除けば、信号も少ないし緑も多いので全般的にはいいコースだと思います。月に1回程度はこれぐらいの距離を走ってみたいと思います。

体が温まる飲み物

この3連休のうち2日は雪が降る予報。初日の今日、東京では午前中かなり視界が悪くなるくらいの雪が降りましたが、23区でも最大5cm積もるという予測ほどは降らなかったようです。この3日のうち1日は30km走にあてたいと思っているので、月曜日もこれくらいの感じで済んでくれればありがたいのですが。

さて、寒い日は体が温まる飲み物が欲しくなります。

というと理想的には生姜汁とかですかね。最近人気の甘酒も温まるとは思いますが、50年かけて徐々に変化してきた味覚にはちょっと合わない、というのが正直なところです。飲んだ後でさらにお湯か水を飲まないと口の中がいつまでも甘くなるのはちょっと嫌なので……。

日中はやっぱりコーヒーを飲んでいます。温度が高くても体を冷やす方向に働く感じがするので、日中に限りますが。

アルコール飲料を摂取する機会はなるべく減らしていくようにしているのですが、休前日や週末の晩ご飯のときにはこの季節はよくホットワインを飲みます。

グラスに安い赤ワインを入れて、電子レンジで軽く温めて、粉のシナモンとクローブを振りかけるだけです。市販の小さい瓶入りの香辛料を使っていて、振るときの加減が難しくてかけ過ぎてしまうことが多いのが難ですが、わりと気に入っています。

ご飯の後さらに飲みたくなったので、昨晩はホット・バタード・ラムを作りました。

品名:ホット・バタード・ラム

材料(1人分)
  • ダークラム:40cc
  • お湯:160cc
  • 蜂蜜:ティースプーン1杯
  • バター:バターナイフ1すくい分
  • クローブ:少々
作り方
  1. グラスにお湯を注ぎ、蜂蜜を入れてかき混ぜて溶かす。
  2. ダークラムを注ぐ。
  3. バターを浮かべクローブを振りかける。

以上です。出来上がりはこんな感じ。

https://www.instagram.com/p/Btn1ahRBh8wK0rQpN4QSfTTZTagpzJ1CGS8KCc0/

ホット・バタード・ラムを作ってみた。研究の余地はまだまだある

まだ試行錯誤の途中ですが、お湯は熱めのほうがよく、バターはもうちょっと少なくてもよかったと思いました。クローブはやっぱり入れ過ぎてしまいました。

若い頃はマイヤーズラムなんか大好きで、一人で二日酔いになるくらい飲んだりしていましたが、しばらくご無沙汰していました。最近また買ってみると、独特の風味が鼻についてあまり好きじゃなくなっていました。そこで簡単なカクテルなどを試してみているというわけです。いろいろ混ぜると風味は気にならなくなっていいですね。

やっぱり呼吸は変拍子で

当ブログの中で、がんばって書いたけど読まれている気配が少なくて反響も特にないのが、「呼吸のリズム」という記事です。単に「自分はこうしている」と記しただけで参考になるわけでもないでしょうから当然なのですが、他の方のブログでも「ランニングのときの呼吸法の話はあまり興味を持たれない様子」と書かれていたのを読んだことがあるので、呼吸に関して困っている人は少ないのかもしれません。

鼻呼吸か口呼吸かという悩み(?)はわりと普遍的なようですが、長い距離を走るなら吸い込む量が多い口呼吸一択で、迷う要素はないように思いますが、どうなんでしょう。

僕が気になるのはやっぱり呼吸のリズムのほうです。これに気を遣うことで故障が防げる可能性が高まるという指摘もあり、適切な呼吸法の探求は続けていきたいと思います。

先頃読んだ記事で、2+2拍子(吸う・吸う・吐く・吐く)にすると片方の足だけに衝撃を大きく受けることになり、奇数のように見える3+3拍子(吸う・吸う・吸う・吐く・吐く・吐く)であっても、吸うのも吐くのも常に左右のどちらかの脚の着地に一致してしまうので、長く続けると体の左右のバランスを崩すことにつながり、望ましくないとのことでした。

なるほど、それは一理ある気がします。

元ベネッセの原田泳幸氏も5拍子を推奨しています。

gooday.nikkei.co.jp

変拍子にする際に、吸うのと吐くのでどちらを長く取るかという問題もあります。自分の感覚では、吐くのを長くするほうが呼吸が深くなっていいように思いますし、原田氏もそう書いていますが、逆の主張もありました。息を吸うときよりも吐くときのほうが体がゆるみ、ゆるんだときに着地の衝撃を受けるのは体のゆがみにつながるので、息を吐くときに着地する回数のほうを少なくするべきだというのです。

www.runnersworld.com

これも一理あるような気がします。

その一方で、腹式呼吸でしっかり丹田に力が入っているなら、吐くときもそれほど体がゆるんだりはしていないのではないかという気もします。それに、やっぱり息を十分に吐ききらないと次の息がしっかり吸えないようにも思います。

というわけで、当面は5拍子あるいは7拍子での呼吸を心がけて走るようにしたうえで、息を吐く回数のほうを少なくすることができるのか、試してみたいと思います。

次の目標

初フルマラソンから4日経ち、筋肉痛もほとんど収まってきました。外傷はなさそうに見えましたが、右足の親指の爪の付け根のところが青黒くなっており、内出血していたようです。これは完全に治るまで長くかかるでしょう。

悔しい結果に終わってしまったので、満足のいく走りができるまでは挑戦を続けたいなという気持ちになっています。

月間の走行距離は12月が一番長くて129.2km, その次が11月で98.0kmでしたから、200kmぐらいを目安にしている先達と比べても、やはり走り込みが不十分だったのだろうと思います。もともと体力があるほうでもないし。

というわけで、まだそれなりの蓄積がある今シーズンのうちにもう一度出場できる大会はあるかなと思って検索したら、4月14日の掛川・新茶マラソンというのがあります。レース間隔としてはこれぐらいがよさそうだし、エントリー期間も延長されたというので心が動きました。しかし、ここも坂がきつくて初心者には厳しいコースのようなので、似たような結果になりそうだし、もう十分に暖かい時期なので暑さへの対処という別の要素が出てくるだろうから、無理だろうと判断しています。

大会に出場するとしたら次は秋になりそうです。

月刊誌「ランナーズ」の最新号に、フルマラソンから3週間以内に30km走をやると走力向上に効果があるという特集記事が載っています。たしかに、30kmを超えてからの苦しさはそう何度も経験したいものでもないけど、擬似的にそれを体験するためにあまり間をおかずに長距離を走っておくのはよさそうです。建国記念日周辺の3連休あたりでやってみたいと思います。

初フルマラソンの翌日

昨日のレース中に足がつりかけ、筋肉痛もすでに出ていたことから、翌日つまり今日の筋肉の痛みはどれほどになるだろうかと恐れおののいていました。

予約してあったバスに乗るためにあわてて行動したので、ゴール後のストレッチをろくにやっていなかったのも心配でした。それにバスの座席は狭く、バッグを膝に載せていたのであまり脚を動かすこともできず、渋滞気味で往路よりだいぶ時間もかかっていたことも追い打ちをかけました。

レース中の筋肉痛は主に太腿の付け根で、これはバスを降りてからだんだんひどくなってきました。股関節ではなくてもっと外側の部分が中心です。左の方が右よりも痛くて、風呂に入るときなど膝から下を持ち上げるのに難儀するぐらいでした。走っている間は右脚の方が痙攣の気配が大きかったので、かばうために左脚に力を入れてしまっていたのでしょう。

水風呂に入ったりすればよかったのでしょうが、昨晩はストレッチに多少時間をかけるだけで終わってしまいました。

起きてみると、痛みの箇所が多少広がってはいましたが程度の方はそれほど悪化していませんでした。ストレッチが効いたのでしょうか。今のところ腰痛も出ていません。

勤めは有給休暇を取得していましたが、歯科治療の予約を入れていたので電車で外出し、それなりに歩きましたが恐れていたほどの痛みはありませんでした。

ただ年齢も年齢なので明日さらに別の箇所に痛みが出ることも考えられます。心構えだけはしておきたいと思います。それとストレッチ。ゆるいジョグなどやっておくべきかとも思いましたが、走る気力を取り戻すのはもうちょっと先になりそうです。

第39回館山若潮マラソン出場の記録

初フルマラソンに選んだ第39回館山若潮ラソン大会に出場しました。グロスタイムは5時間33分53秒、ネットタイムは5時間27分24秒でした。

5時間は切りたいと思っていたので、悔いの残る結果となりました。30kmぐらいから両脚の太股とふくらはぎが痙攣しそうになり、だましだまし走っては歩き、という体たらくで大きく失速したためです。

先々週にインフルエンザでのべ5日間寝込んでしまい、その後もランニングと呼べるトレーニングをしたのが5kmのジョグ1回だけだったので、この結果もやむを得ないでしょう。

またどこかで再挑戦したいと思います。次はなるべく平坦なコースで……。

では、今日1日を振り返っておきます。

会場到着まで

スタートとフィニッシュは館山市市民運動場。フルのスタートは10時です。新宿・東京・横浜から近くのイオンタウンまで直通バスが往復で出ており、これを利用しました。新宿から約2時間ノンストップです。乗った人はイオンモールの中のスペースを荷物置き場と着替えに使わせてもらえるという特典もありました。

いったん運動場で受付をすませて、計測用チップとゼッケンなどが入った袋を受け取ります。チップは靴に取り付ける方式でした。最初「値札を付けたままの靴を履いている人が多いなあ」と思いましたが、そうじゃなかった。ゼッケンの裏に緊急連絡先などを記入するようになっていますが、筆記用具を忘れてきたので何も書きませんでした。

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スタート

自己申告で想定フィニッシュ時間別のブロックに並びます。

その前に、後援の朝日新聞がテントで外れなしの抽選つきアンケートというのをやっていて、ほいほい回答してくじを引いたら参加賞的なものしか当たりませんでしたが、なんとそれが豆腐! こんなもの持たせて走らせるつもりかよ、と激怒して近所のアパートのゴミ集積所にぶちこんでしまいました。すみません。

5時間のところに並んでゆっくりスタートです。

海沿いの美しい景色を楽しみながら走ることができます。今日は富士山もよく見えました。写真を撮る余裕はなく、走るのに専念しました(下の写真は受付の前に撮影)。

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21km地点から30km地点まで

ハーフのあたりまではそんなにアップダウンも激しくないのですが、その後上り坂が続きます。後で記録を見ると、21kmのところでいったんキロ7分49秒にまで大きく失速しています。「まだ半分か……」と萎えたあたりです。その後の上り坂もなんとか7分台をキープしていましたが、28kmのスプリットは8分37秒とまた失速。この辺では筋肉痛も現れ、走ること自体にもう飽き飽きしていました。名物のクリームパンがあるエイドステーションだけが楽しみでした。

痙攣と戦いながら15キロ

そして上り坂がダラダラ続いた後にだめ押しのように現れる急坂が31kmのスプリット。事前に「ここがきついんですよね」と聞いていましたが、痙攣の兆候を感じ、もうすでに走る気力は残っておらず、しばらく歩きました。キロ15分、10分、8分という具合です。

冒頭で書いたように、だましだまし走っては歩き、周囲のランナーの話し声にもいらつくようなささくれた気持ちで歩いていました。ずっと歩いても制限時間内にはゴールできるだろうと思っていました。

そこでふと気づいて時刻を見ると、そんな悠長なことは言ってられないことがわかりました。帰りのバスの発車時刻は、制限時間満了と同時なのです。完走証や参加賞をもらったり、イオンまで戻る時間を考えたらギリギリ! それがあと2kmの地点でした。一か八か走り出してみると、痙攣もひどくならずわりと普通に走れました。最後だけまた6分27秒というスプリットに戻っています。

そしてなんとかゴール。うーん、完走と呼べるのかな……。

https://www.instagram.com/p/BtIPz6nhBxBKr5wHo6SX5EgMMp96YIIAD95-x00/

よくわかんない写真ですが館山若潮マラソンに出ました。記録は5時間半ぐらい。脚が痙攣しそうになって30km以降はほとんど歩いた

完走証をもらった後、参加賞のタオルを肩に掛けてくれたのがすごい美少女だったのが今日最大の収穫でした。走れメロスかと思いました。

無料の豚汁なども振る舞われていたのですが、帰りのバスがあるので食べることもかなわず、家族への土産も買わず、最後の気力を振り絞ってイオンまで歩きました。なんとか間に合い、着替える暇もなく乗車。

つかれました。

大会の運営関係者、ボランティアの皆様、寒い中を遅くまで沿道で声援を送ってくださった地元の皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございます。

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