z is for zokkon

50代男性が健康と幸福を追求する日常をつづります

2005-01-01から1年間の記事一覧

sその2

前回から1週間以上空いてしまいました。なかなか読み進められないのかというと、そうでもありそうでもなし、といった微妙なところです。思わせぶりな書き方ですみません。 実際、前回の更新のあとはあんまりセクシャルな含意のある言葉に行き当たらなかった…

Sの項1

これからしばらく、今までとは趣向を変えて驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!のひそみにならい、辞書を読んでいく企画をやってみようと思っています。文体も変えます。急にですます調。 読む辞書は、コーパスをもとに編集された上級学習用英和辞典…

はてな?

勘違い id:gotanda6:20050909:eiga で『家族ゲーム』のラストの話。実はちゃんと見たことない。昔初めてテレビ放映された時に森田芳光が何分か切ってくれとテレビ局に言われて怒って、終わりの方をただぶった切ったということだった。由紀さおりが寝てるシー…

Unicode

文字コードの話なんか深入りしたくないと思ってちゃんと本読んだことなかったので、とんだところで馬脚を現してしまった。 http://slashdot.jp/comments.pl?sid=275272&cid=796694まあこのオフトピスレッドにも、有用な情報(http://slashdot.jp/comments.pl…

銀河ヒッチハイクガイド

スラッシュドットの話題はスラッシュドットで書くことにしているが、それ以外のことも含まれているのでこっちで。 『銀河ヒッチハイクガイド』が映画化され、「まもなく公開」というタイミングを見計らってスラッシュドット本家で製作総指揮の Robbie Stamp …

他人の間違いには厳しく

別に「他人には厳しく、自分には甘く」が座右の銘というわけでもないのに、なぜか他人の誤りは目につきがちだ。 というわけで、この日記に関して誤りを発見したらご連絡ください。コメントでもトラックバッックでも何でもいいので。 ちょ 『影武者徳川家康』…

ハンドルネーム占い

「知ったかぶり週報」経由。http://hname.net/ 「ハンドルネームじゃなくて『ハンドル』でいいんだよ!」といううるさ型もご安心あれ。ちゃんとわかって書いてるようです。規範主義じゃなくて記述主義。というか前に紹介文をどこかで見たことあるような気も…

はてなwiki

はてなアイデアの使い方がいまいちわかってないけど、 http://i.hatena.ne.jp/idea/420 「ダイアリーを拡張するのは難しいため、はてなwikiで他の方法にさせていただきます。」 という記述ははてなwikiが実装されるということなの? でも http://i.hatena.ne…

売り込み

ダグラス・ケネディの最新作『売り込み』ISBN:4102138153。やっぱりおもしろいんだけど、カタルシスという面では今ひとつだったかな。詳しくは本家のほうに書きました。

marijuana

アート・ガーファンクル逮捕。前にもつかまってたのは知らなかった。ニュースを見た覚えがない。関係ないけど、コンビを組んでいたときポール・サイモンは、いつもアートのほうが作曲者だと思い込んでいる人が多くてむかついてたらしい。 http://www.nikkei.…

footprints

Abstract Logix というサイトに、ウェイン・ショーターへのインタビューが載っていた。なんか話がどんどんそれていく感じで素人っぽいインタビューだと思ったけど、ショーター関係の記事をいろいろ読んでみると、もともとそういう人みたい。彼の音楽にも通ず…

ブリタニカ百科事典読破

原題が The Know-It-All なのに(物知り面をする人、ぐらいの意味か)、邦題は『驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!』って飛ばし過ぎじゃないか……おもしろいけど。 著者はエンターテインメント系の雑誌に書いてるライター。幼い頃は世界一頭がいい…

英国式?

このところ、英国式の発音をカタカナにうつした表記法はすたれつつあるのかと思わせる表記が目につく。 ロンドン近郊にガトウィックという空港(Gatwick Airport)があるが、これを「ギャトウィック」と表記してあるのを見かけて、どんな田舎者がそんなふう…

文学

このところ、斎藤兆史・野崎歓『英語のたくらみ フランス語のたわむれ』を読んだこともあって、文学作品をもうちょっとまじめに読んでいこうという気になっている。 同書の著者2人が主張していたことの一つに、文学作品で使われている言葉は非常に豊かで質…

アメリカン・スタディーズ

みすず書房が出している「理想の教室」シリーズの巽孝之『『白鯨』 アメリカン・スタディーズ』を読了。「アメリカン・スタディーズ」って、「カルチュラル・スタディーズ」に倣った用語なのかな。別に「アメリカ研究」でいいじゃないかと思うが、特にこの用…

八月十七日

雨が降った翌日の夕方、つまり今日の夕方がけっこう涼しくて、もう初秋と言ってもいいくらいのような気がした。この時期に思い出すのがEPOの「八月十七日」という曲。GO GO EPO というアルバムの最後に入っている。地味だけど、八月終わりの脱力感をとてもよ…

book room [encounter.]

明日オープンする、新しい読書スタイルを提案する空間。本との出会いを楽しむ工夫が凝らされている……らしいんだけど、こんな七面倒くさいシステムを喜んで使いたがるような酔狂な人はどれくらいいるんだろう。これが本じゃなくて音楽とかだったらまだわから…

また彼がわからなくなってしまったわ

歴史を捏造してやがるな。「洋楽CDのレンタルが禁止された」のって,確かウルグアイ・ラウンドの交渉が進展中の90年ぐらいのことだと思う。そんなに記憶って狂うものなのかな。

iTMS

アップルアカウントって何だったっけ?アカウント作成したのはいいんだけど、改めてサインインしようとすると「この Apple ID は iTunes Music Store で使用されたことがありません」なんてのが出て、そっから先に進めないんですけど。使用されたことがない…

自民党の派閥

郵政民営化法案関連で、話題になっていたところから知った AllAbout の「自民党名物「派閥」の基礎知識」だけど、これはちょっと信頼性が低い文書だ。 2001年から更新されていないのは、いろんな事情があるのだからしょうがないとして、派閥のことを述べるの…

海の祭礼

高校時代、日本史の先生から歴史に関する小説を読んで感想文を書けという宿題が出た。数回だけだったが、課題図書が指定されて、そういう本を年間に数冊読むことになった。鈴木三重吉の『古事記物語』、谷崎潤一郎の「少将滋幹の母」、そして吉村昭の『冬の…

ロングテイル神話

ディスクユニオンにCDを30枚弱持っていったら、なんと16枚というか16アイテムしか買い取ってもらえなかった。衝撃。3日に分けて持っていったのに、結局持っていった分の1日分より多い枚数を持って帰ってしまった。重かった〜。Sandra Cross(レゲエの女性…

『永遠のモータウン』

ずっと前にDVDを買ってあったのを、ようやく見た。おまけDVDの、みんなで語り合うところがよかった。もちろん本編もいいんだけど。最後の方で "Ain't No Mountain High Enough" をチャカ・カーンと男性歌手が歌うところでは「号泣」しそうになる。ウソ。涙が…

「激怒」

「山岸教授の英語サロン」7月30日の項で、石原都知事がたかだか語気荒く言ったぐらいのことを言い表すのに「激怒」を使うのはおかしいという話が出ていた。たしかにその通りだが、石原知事に対しても失礼かどうかは別に考えなくていいだろう。あの人自身も失…

山下達郎

今日も酔っ払ってるので、書き直すかもしれないけど。 山下達郎の存在を初めて知ったのは、中学の時のヒット曲「ライド・オン・タイム」だった。でも別に好きじゃなかったんだよね。なんか歌い方がねちっこくて、パンクにシンパシーを覚えていた者としては、…

エロジャケ

昨日たまたま iPod でジュリアナ・ハットフィールド(Juliana Hatfield)のかわいらしい声を聴いた。ジャック・ケルアックに捧げた Kicks Joy Darkness という、オルタナ系ミュージシャンによる演奏とビート系詩人の朗読を集めたアルバム。ケルアックの詩に…

通勤の友

伊坂幸太郎『ラッシュライフ』 『オーデュボンの祈り』はおもしろかったけど、これはあんまり感心しなかった。5人の人生が交差する群像劇という感じで、人物にはそれなりに感情移入できるのはいいけど、ちょっと軽いというか浅いんだよな。それと、舞台装置…

週刊東洋経済

はてなの近藤社長が表紙の、今週の週刊東洋経済。店頭でも目立っているし(あまり趣味のいいデザインとは言い難いが)、平積みでもそこだけ薄くなっている店を見かけたりしたから、わりと売れている印象がある。評判もなかなかいいようだ(例:id:mohriさん…

Vista

Windows Vista というネーミングが話題になっているようだ。まずトヨタの車を連想する日本人が多いだろうな。 でも、辞書フリークとして忘れてはならないのは三省堂の『ヴィスタ英和辞典』だ。ヴィスタ英和辞典作者: 若林俊輔出版社/メーカー: 三省堂発売日:…

Dancer

ポップミュージックで学ぶ現代史(id:zokkon:20050719)といえば、最近話題の山下達郎 "Dancer" もなかなかデリケートなテーマを背景として持っている。 話題になっているといってもごく局所的なものだが、DefJam UK に所属するヒップホップアーティスト Nic…